婦人科悪性腫瘍について about gynecological malignancy

患者さんへ

私どもは、子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌をはじめとした様々な婦人科悪性腫瘍に対して、現在の治療ガイドラインを踏まえて、手術・放射線・化学療法などを適切に組み合わせた集学的治療を積極的に行っています。病理医・放射線診断医との定期的なカンファレンスを通して、病理診断・画像診断をもとに適確な治療法を選択し、より根治性の高い治療をめざします。その一方で、進行がんや若年あるいは高齢の患者さんなどには、QOLに十分配慮し、その方のニーズに見合った治療方法を選択するよう心掛けています。
また、婦人科腫瘍は若年者から老年期に至るまで、様々な疾患が存在します。疾患の根治性を目指すことはもちろんのこと、女性の生涯をケアする診療科として、子宮・卵巣の機能温存にも配慮しています。また、下肢リンパ浮腫や子宮頸癌術後の排尿障害といった術後の後遺症を少しでも軽減させるよう、スタッフ全員で常にディスカッションを繰り返し、手術手技の向上や術後ケアにも努めています。手術に際しては、貧血のない患者さんの場合には、術前に自己血貯血をおこなうことで、一般的な輸血のリスクを最小限に抑えるようにしています。

現在は、三上・平澤・信田・池田・飯田・町田のスタッフ6名のほか3名、計9名で日常の診療にあたっています。それぞれが正確な知識と豊富な経験をもって、チーム医療をおこない、真摯に患者さん一人ひとりに対応いたします。
また、当院では、遺伝カウンセリング外来において遺伝性乳がん卵巣がん症候群のご相談に対応しております。詳しくは担当医におたずね下さい。

東海大学で研修を考える方へ

東海大学医学部付属病院は、婦人科腫瘍専門医修練施設にも認定されており、豊富な症例の経験を通して、充実した修練を積むことが可能です。また当科では、大腸外科・泌尿器科など関連する骨盤外科領域との連携も密に図っており、様々な領域の修練を同時に経験することも可能です。毎朝のカンファレンスでは、入院患者さんの状態を全員で把握します。手術前には、婦人科のみならず、病理診断科・画像診断科や、関連する他の診療科との協力体制のもと、スタッフ全員で十分な検討をおこない治療法を決定します。術後においては、丁寧な全身管理と病理診断に対する深い考察を怠らず、常に最善の診療がおこなえるよう日々努力を続けています。手術所見や手術手技に関しても、全員で振り返ることで知識の共有を図っています。化学療法に関しては、初回治療や再発癌に対する治療も含めて入院化学療法のみならず、年間750例を超える外来化学療法を施行しています。

診療内容

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